銀行融資個人向けローン借入の審査や金利

銀行にはさまざまな個人向けの融資商品があります。
ほとんどのローンが用途によって商品が分かれており、それぞれ申込条件・審査・金利などは異なります。
自分の求める用途のローンはどのような条件で、利息はどの程度負担しなければならないのでしょうか?
この記事では、銀行の個人向け融資の種類と、概要、条件、金利等を紹介していきます。

■個人向け商品
銀行で取り扱いのある個人向けの商品には主に以下のようなものがあります。
銀行借入にはさまざまな種類がありますが、以下の個人向け商品はほとんどすべての銀行で共通して取り扱いのある商品です。

・住宅ローン
住宅ローンは住宅関連の資金にしか使用することができないローンです。
住宅関連の資金とは以下のようなものがあります。
①住宅購入
②住宅建築
③住居用の土地の購入
④住宅ローンの借り換え

また、軽微なリフォームを行う場合には、リフォーム専用のリフォームローンという商品が用意されています。

・自動車ローン
自動車ローンは自動車関連の費用を支払うための融資です。
自動者関連の費用には以下のようなものがあります。
①自動車購入
②バイク購入
③自動車等の修理費用
④自動車ローンの借り換え

また、商品によっては運転免許取得費用や、車庫の建設費用などにも対応しているローンもあります。

・フリーローン
フリーローンは何に使用しても自由なローンですが、カードローンとは以下の点で異なります。
①申込時に指定した使い道にしか使用できない
②融資実行後も領収書などで資金の行方を管理される

フリーローンの中で、申込時に申告した使い道にしか使用できないローンを目的ローンと呼ぶことがあります。
なお、フリーローンの中には、カードローンのように、資金の行方を管理されない完全自由なフリーローンも存在します。
そのようなローンは融資が一括というだけで、申込条件や金利や審査等はカードローンとほとんど変わりません。

・カードローン
カードローンは、申込時に申告した使い道に使っても使わなくても自由ですし、融資実行後も何に借りたお金を使用しても自由です。
カードローンは融資形態が他のローンと以下の点で異なります。
①お金を借りることができる枠を作成する
②枠の範囲内でATMやインターネットからいつでも借入可能
③返済はリボ払いで毎月の最低返済額だけを支払い、完済までの期日がない
④返済によって空いた枠は繰り返し利用可能

・教育ローン
教育ローンは教育関連の資金だけに使用できるローンです。
教育関連資金とは以下のようなものがあります。
①高校大学専門学校などの入学金
②高校大学専門学校などの授業料

この他、ローンによっては大学専門学校在学中の仕送りや、自宅外通学に伴う敷金礼金、受験にかかる費用なども教育ローンでねん出できることもあります。