カードローンは銀行や消費者金融や信販会社など様々な会社が販売しているので、どれを選んだらよいのか分からないという人が多いかと思います。
カードローンは下限金利ではなく上限金利で選択する必要がありますし、その他にも重視するポイントは数多くあります、
カードローンの選び方を徹底解説していきます。
Contents
カードローンの賢い選び方
上限金利以外にもカードローンを選択するポイントは多数あります。
結果的に完済までの間に支払う利息や手数料負担を軽くすることが第一と考えれば注目すべきポイントは金利だけではありません。
カードローンの賢い選び方について解説していきます。
上限金利が低いカードローンを選択する
前述したようにカードローンは下限金利ではなく、上限金利で選択するようにしましょう。
希望借入金額を高額で申し込んだとしても、審査によって減額回答となり、結局上限金利が適用されるケースもあります。
最初は上限金利が適用されるものと考え、下限金利に目を奪われることなく、できる限り上限金利が低いカードローンを選択するようにしましょう。
金利が高くても約定返済額が大きいカードローンを選択する
また、いくら金利が低くても返済額が少なければ結果的に完済するまでに時間がかかってしまい、利息負担は多くなってしまいます。
カードローンは約定返済の他に随時返済をすることもできますが、ほとんどの人が約定返済しかしていないのが実情です。
約定返済額が大きいカードローンであれば反強制的に毎月の返済額が大きくなり、利息負担も減少していきます。
下記は主なカードローンを30万円借りて約定返済だけを行なった場合の完済までの返済回数と利息負担額の比較です。
プロミス | アコム | みずほ銀行 | |
金利 | 17.8% | 18.0% | 14.0% |
最低返済額 | 11,000円 | 13,000円 | 10,000円 |
返済回数 | 36回 | 29回 | 38回 |
利息総額 | 87,289円 | 70,993円 | 71,377円 |
このように、実は約定返済額が高めに設定されているアコムが完済までの利息負担額は最も少なくなっています。
金利が低いカードローンを選ぶことも重要ですが、毎月の約定返済額が多いカードローンを選択することも非常に重要なのです。
もちろん、約定返済額が低くても随時返済を定期的に行うことで完済までの返済回数を縮めることができますので、約定返済額が少ないカードローンを選択した場合には、できる限り随時返済を行なっていくことを心がけるようにしてください。
ATM利用手数料無料のカードローンを選択する
カードローン利用に伴う必要なコストは利息だけではありません。
借入や返済の際に利用するATM利用手数料もバカにはなりません。
手数料はカードローン各社によって異なりますが、1万円以下108円、1万円超216円と設定されていることが一般的です。
ATMでの借入や返済の都度このような手数料がかかってしまったら、せっかく上限金利が低いカードローンを借りても手数料負担で利息以上に費用がかかってしまうこともあります。
前述したように利息負担を減らすためには随時返済も重要になりますが、利息負担を減らすための随時返済でATM利用手数料が取られてしまったら本末転倒です。
手数料無料のカードローンを選択し、こまめに随時返済を行なっていくことも重要です。
銀行融資カードローン&消費者ローンの金利と限度額の一覧表
※申込は各社の画像をクリック!名称と実質年率・ご利用限度額 | 審査申込へ(クリック) |
auじぶん銀行/借り換えコース 年0.98%~12.5% au IDをお持ちの方限定 最大800万円 審査へ→ |
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auじぶん銀行/誰でもコース 年1.38%~17.4% au IDをお持ちの方限定 通常金利は年1.48%~17.5% 最大800万円 審査へ→ |
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楽天銀行スーパーローン 年1.9% ~ 14.5% 最大800万円 審査へ→ |
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みずほ銀行カードローン 年2.0% ~ 14.0% 最大800万円 審査へ→ |
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SMBCモビット 年3.0% ~ 18.0% 最高800万円 審査へ→ |
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アコム 年3.0% ~ 18.0% 最高800万円 表下の注1)確認 審査へ→ |
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アイフル 年3.0% ~ 18.0% 最高800万円 表下の注1)確認 審査へ→ |
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SMBCコンシューマーファイナンスプロミス 年4.5% ~ 17.8% 最高500万円 審査へ→ |
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
※2どのカードローンも適正な審査があります。やみくもに申し込んでも契約にはつながりません。
短期間だけの利用であれば無利息期間のあるカードローンも活用できる
金利の低いカードローンを選択するよりも、短期間だけの利用であれば無利息期間のあるカードローンを上手に活用した方が利息負担が軽減される場合もあります。
無利息期間のあるカードローンと、どのような場面でどのようなカードローンを利用することができるのかについて解説していきます。
無利息期間のあるカードローン
大手消費者金融の多くに無利息期間がついています。
無利息期間のある主な消費者金融と無利息期間の内容をまずは紹介します。
アコム | 初回契約日の翌日から30日間無利息 |
プロミス | 初回利用日の翌日から30日間無利息 |
アイフル | はじめての方なら初回契約日の翌日から最大30日間無利息 |
レイクALSA | WEB申込なら初回契約日の翌日から60日間無利息 (無人契約機や電話などWEB以外で申込は初回契約日の翌日から30日間無利息) または 5万円まで初回契約日の翌日から180日間無利息 ※表の後に記載した貸付条件を確認 |
ノーローン | 完済すれば何度でも7日間無利息 |
ベルーナノーティス | 完済すれば何度でも14日間無利息 |
このように、無利息期間は消費者金融各社によって様々です。
どのようなシーンでどの会社の無利息期間が利用できるのか具体的に見ていきましょう。
いつ足りなくなるか分からないならプロミスがオススメ
プロミスの無利息期間のメリットは、「初回利用」から30日間無利息という点です。
他のカードローンの無利息期間は初回契約から30日間無利息ですので、カードローン契約後すぐにお金を借りないと、日数の経過とともに無利息期間がなくなってしまいます。
一方、プロミスの無利息期間は「初めてお金を借りてから」無利息期間のカウントがスタートするので、契約後すぐにお金を借りなくても無利息期間は減少しません。
「今はすぐに必要な用事はないけど、いざという時にカードローンを作っておきたい」と考えている人も少なくありません。
このような人はプロミスを契約しておけば、いつお金が必要になっても無利息期間の適用を受けることができます。
次のボーナスまで借りたいならレイクALSAがオススメ
レイクALSAはWEB申込なら初回契約日の翌日から60日間無利息と、5万円まで180日間無利息という2つの無利息期間を選択することができます。
<WEB申込60日間無利息の注意点>
無人契約機や電話などWEB以外で申込は初回契約日の翌日から30日間無利息
Web申込でも契約額200万円を超えると30日間無利息になる
※ レイクALSA 貸付条件
契約には所定の審査があります。
融資額 | 1万円~500万円 |
貸付利率(実質年率) | 4.5%~18.0% 貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。 |
利用対象 | 満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方) 取引期間中に満71歳になられた時点で新たな融資は停止になります。 |
遅延損害金(年率) | 20.0% |
返済方式 | 残高スライドリボルビング方式 元利定額リボルビング方式 |
返済期間・回数 | 最長8年・最大96回(ただしカードローンは最長5年・1回~60回) 融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。 |
必要書類 | 運転免許証等 収入証明(契約額に応じて、当社が必要とする場合) |
担保・保証人 | 不要 |
最大30日間無利息のカードローンと比較して、もっと無利息期間が長いのと選択肢があるというのが嬉しいところ。
「すぐには返済することができないけど、次のボーナスなら返済できる」という人は、180日間無利息を選択しておけば、5万円までであれば利息は発生しません。
銀行カードローンにも無利息期間があるものも
無利息期間というと消費者金融の専売特許というイメージがありますが、先に紹介したジャパンネット銀行のネットキャッシングのように、銀行カードローンの中にも無利息期間のあるカードローンも存在します。
静岡銀行(上限金利14.5%)は最大45日分の利息をキャッシュバックしていますし、北日本銀行(上限金利14.8%)は契約から30日間無利息です。
このような銀行カードローンの無利息期間を上手に活用することでも、短期間の利用で利息負担を節約することが可能です。
無利息期間以外の利用には要注意
無利息期間はあくまでも新規顧客を誘引するためのカードローン側の広告戦略です。
多くの人が「無利息期間の間だけ」と考えてカードローンを契約し、その後も継続的に利用し、結果的に高い利息を払うことになってしまう実態があります。
長期間利用するのであれば最初から上限金利の低いカードローンを選択した方が良かったことになりますので、カードローンを契約する時には、自分がどのような用途でどのくらいの期間借入をしたいのかをよく考えて、当初自分が決めた通りにカードローンを利用していくことを心がけるようにしましょう。
まとめ
カードローンは銀行や消費者金融や信販会社など様々な会社が販売しているので、どれを選んだらよいのか分からないという人が多いかと思います。
下限金利で1%を切るような商品もあるので、下限金利だけを見て「金利が低い」と考えてしまいがちですが、下限金利が適用されることはほとんどないのでカードローンの金利は上限金利で比較するようにしてください。
また、金利よりも大切なのは毎月の返済額です。
できる限り約定返済額が大きなカードローンを選択するか、随時返済を定期的に行うなどして早く完済ができる商品を選択することを心がけましょう。
短期間だけの利用であれば無利息期間のあるカードローンもおすすめですが、無利息期間経過後も無計画に継続利用することがないように注意しましょう。
人気のあるカードローンを選ぶ
次の2つの質問の回答によって、あなたのベストカードローンが決まります
質問1
できればすぐに、可能なら今日中に借りたいですか?
即日融資可能なカードローンは、銀行より消費者ローンの方が強いですね。特にイチ推しはプロミスです。
以前よりスピード融資に力を入れている強みがあります。はじめての利用なら30日間無利息サービスがあるのも魅力ですね。
※30日間無利息を利用する際は「メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要」です。
上記以外で即日融資のカードローンを探したい方は、特集ページを見てください。
実質年率/ご利用限度額 | ローン名 | 詳細へ |
---|---|---|
年3.0% ~ 18.0% 最大 800万円 |
アコム | |
年4.5% ~ 17.8% 最大 500万円 |
SMBCコンシューマー ファイナンス(プロミス) |
|
年3.0% ~ 18.0% 最大 800万円 |
SMBC モビット 申込の曜日、時間帯によっては 翌日以降の取扱となる場合があります |
質問2
あなたの携帯電話やスマホは auですか?
auなら、auじぶん銀行カードローンがおすすめです。
理由は、au IDをお持ちの方は金利の優遇があって、元々低めの金利がさらに最大年0.5%下がるから!
au IDをお持ちの方のあなたは ⇒
※特に借り換えに強いので、他社で借り入れがある方でau IDをお持ちの方の方は、借り換えも検討してみてください。
ソフトバンクとドコモのユーザーはさらにその先へ進んでください。
ここまで来たあなたは、口座を持っている銀行のカードローンにしましょう
三菱UFJ銀行やみずほ銀行といったメガバンクはやはり安心ですよね。
ネット銀行のように口座がなくても申込み・融資可能です。
最後にもう一度、金利一覧表で確認したい方は
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