メガバンク&ネット銀行カードローン

住信SBIネット銀行カードローンの金利と限度額と審査基準

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ネット銀行各社もカードローンを推進しています。
数あるカードローンの中でも金利の低いカードローンの代名詞的な存在である住信SBIネット銀行カードローンは金利面の他にも様々な特徴があります。
住信SBIネット銀行カードローンにはどのような特徴があるのでしょうか?

住信SBIネット銀行カードローンの特徴

住信SBIネット銀行カードローンには次の5つの特徴があります。

とにかく金利が低い

住信SBIネット銀行カードローンにはスタンダードコース(10万円~300万円)と、プレミアムコース(10万円~1,200万円)の2つのコースがあります。
このうちプレミアムコースの金利は業界最低水準の金利となっています。

プレミアムコースの適用金利は以下の通りです。

利用限度額 基準金利 条件① 条件② ①+②
10万円超~100万円以下 年7.99% 年7.89 年7.49% 年7.39%
100万円超~200万円以下 年6.39%~6.99% 年6.29%~6.89% 年5.89%~6.49% 年5.79%~6.39%
200万円超~300万円以下 年5.29%~5.99% 年5.19%~5.89% 年4.79%~5.49% 年4.69%~5.39%
300万円超~500万円以下 年4.99% 年4.89% 年4.49% 年4.39%
500万円超~700万円以下 年3.99% 年3.89% 年3.49% 年3.39%
700万円超~900万円以下 年2.99% 年2.89% 年2.49% 年2.39%
900万円超~1,000万円以下 年2.49% 年2.39% 年1.99% 年1.89%
1,000万円超~1,100万円以下 年2.39% 年2.29% 年1.89% 年1.79%
1,100万円超 年1.59% 年1.49% 年1.09% 年0.99%

通常金利のスタンダードコースの金利は以下の通りです。

 利用限度額  基準金利  条件①  条件②  ①+②
10万円超~100万円以下 年14.79% 年14.69% 年14.29% 年14.19%
100万円超~200万円以下 年11.99% 年11.89% 年11.49% 年11.39%
200万円超~300万円以下 年8.99% 年8.89% 年8.49% 年8.39%

スタンダードコースとプレミアムコースの金利は比較するとプレミアムコースの金利はスタンダートコースの半分近い金利となっています。
メガバンクのカードローンの最高金利は14.5%程度であることを鑑みれば、スタンダードコースの金利が特別に高いわけではありません。
プレミアムコースの金利が特別に低いのです。
最低金利になるとカードローンでありながら住宅ローンとそれほど変わらない金利となっています。
住信SBIネット銀行カードローン最大のメリットはプレミアムコースの突出した金利の低さにあると言えるでしょう。

取引状況によってさらに金利優遇

住信SBIネット銀行カードローンの金利はただでさえ低いのですが、住信SBIネット銀行との取引状況によってはさらに金利は低くなります。
以下の条件を満たすと上記金利からさらに金利は最大0.6%の優遇を受けることが出来ます。
所定の条件を満たせばは、基準金利より最大年0.6%引下げになるのが嬉しいですね。
条件(1) 住信SBIネット銀行所定のミライノ カード(JCB)保有で引落口座設定→ 年0.1%引下げ
条件(2) SBI証券口座保有登録済または、住信SBIネット銀行の住宅ローン残高がある→ 年0.5%引下げ

条件(1)と条件(2)の両方を満たしていると最大金利引下げが年0.6%になります。
これらの優遇条件を満たせば例えばプレミアムコースで300万円のカードローンを作成した場合年4.69%の低金利でカードローンを利用できる可能性があります。
また、スタンダードコースでも0.6%の優遇を受ければ最低金利は8.39%になり、この金利でも十分にメガバンクのカードローンよりも低い金利となります。

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口座を持っていればWEB完結

住信SBIネット銀行にすでに口座を持っている人は書類の記入や郵送物が一切ないWEB完結契約を行うことができます。
契約の流れは以下のようになります。
①WEB上で申込
②仮審査
③仮審査結果がメールで届く
④収入証明書を郵送かアップロード
⑤本審査(勤務先への在籍確認等)
⑥住信SBIネット銀行でカードローン口座開設手続き、手続き終了後に手続き完了メールが届きWEBサイト、提携ATMから利用可能
口座を持っていれば①~⑥までの手続きが最速で終了します。
借入金額によっては住信SBIネット銀行の口座開設時にすでに本人確認を行っているため、書類の提出は不要になる場合もあります。
また、ローンカードの発行はなく、カードローン口座開設手続時に手持ちのキャッシュカードにローン機能が加わるため、すぐにATMからカードローンの利用を行うことができます。

限度額1,200万円は業界最高額

住信SBIネット銀行カードローンは従来1,000万円までであった限度額を1,200万円まで引き上げました。
限度額1,200万円というのは主要銀行のカードローンの中でも最高額です。
また金利も最優遇で0.99%と住宅ローン並みの金利です。
もちろんそれなりの収入がある人でないと借りることはできませんが、借りることが出来る人はここまで低い金利であれば住宅購入の資金やリフォーム資金などへ充ててもよいかもしれません。
住宅ローンは担保の設定にかかる登記費用や保証会社に支払う保証料などの諸費用が何かと発生します。
また、融資までに時間もかかり記入や提出を必要とする書類も膨大です。
簡単な手続きで住宅関連の資金を借りたいという人は、住信SBIネット銀行カードローンを利用した方が、諸経費にかかる費用を加味すれば低いコストで住宅関連資金などを調達することができるかもしれません。

保証会社が2社ある

住信SBIネット銀行カードローンは保証会社が2社あります。
SMBCコンシューマーファイナンスと住信SBIネット銀カード株式会社の2社の保証会社があります。
銀行系カードローンは保証会社の保証が必須です。
銀行は貸したお金が返ってこなくても、保証会社によって融資金の残金が保証されますので、保証会社の保証さえついていればほぼ確実に融資を行うため、実質的に審査を行っているのは保証会社です。
金利の低いプレミアムコースの審査を行っているのはSMBCコンシューマーファイナンスです。
ここで審査に通過すればプレミアムコースが適用される可能性が高くなりますが、住信SBIネット銀行カードローンはここで審査が終わりではありません。
SMBCコンシューマーファイナンスの審査に落ちた人は住信SBIネット銀カード株式会社の審査に回されます。
住信SBIネット銀カード株式会社はスタンダードコースの審査しか行いませんが、SMBCコンシューマーファイナンスの審査に落ちた人にもまだチャンスがあるということです。
このように、保証会社が2社あることから、審査の際には1社目に落ちても2社目の審査に通過できる可能性があり、2回審査を受けられるという点も住信SBIネット銀行カードローンの特徴の1つです。

 

住信SBIネット銀行カードローンの審査基準

住信SBIネット銀行カードローンの商品性から判断できる審査基準は以下の通りです。

保証会社が2つあるので2社別々の基準の審査が受けられる

前述したように、住信SBIネット銀行カードローンの保証会社にはSMBCコンシューマーファイナンスと住信SBIネット銀カードの2社があります。
プレミアムコースの保証を行っているSMBCコンシューマーファイナンスの審査は収入も加味した属性を総合的に判断して審査を行います。
一般的に、適正な借入金額は年収の半分程度で、限度額は年収と同金額までと言われていますので、1,000万円の借入を行いたいのであれば個人信用情報や他の属性にいかに問題がなくても1,000万円~2,000万円程度の年収が必要であるということになります。
一方、300万円以下のスタンダードコースの審査を行う住信SBIネット銀カードの審査では、個人信用情報を中心とした審査になります。
また、スタンダードコースの方が金利が高いのは、金利に含まれる保証料が高いためです。
このため、より多くの保証料を得ることができる住信SBIネット銀カードの方がSMBCコンシューマーファイナンスよりも多くのリスクを負っていると言えます。
つまり、審査の基準が住信SBIネット銀カードの方SMBCコンシューマーファイナンスよりも緩いと言えるでしょう。

借入金額300万円超から審査の基準は異なる

住信SBIネット銀行カードローンは保証会社が2社あることと、仮承認金額300万円というのがポイントになります。
銀行はエビデンスがない情報は審査の際にそれほど重視しません。
つまり、300万円以下の借入では収入はそれほど重要なファクターにはならないとも言えます。
このため、審査の基準や難易度は以下の3つの段階に分かれていると言えます。
①プレミアムコース300万円超>②プレミアムコース300万円以下>③スタンダードコース
①収入も多く、勤務先や個人信用情報も良好=プレミアムコース300万円超
②収入はそれほど多くないが、個人信用情報に問題がなく、勤務先も悪くないという人=プレミアムコース300万円以下のコース
③個人信用情報にはそれほど問題ないが、収入も勤務先もそれほど良好でない人=スタンダードコース
これらのイメージで審査が行われ、審査に通過する借入金額や適用されるコースが異なってくるものであると考えられます。

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